南オーストラリア州
(South Australia)---州都:アデレード

14. ラングホーン・クリーク (Langhorne Creek)
フレリューゾーン

南緯 35度 15分 東経 138度 53分
標高30m

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14,ラングホーン・クリーク
の主なワイナリー

ブリースディール ワイナリー
Bleasdale Winery

ブレマートン ロッジ
Bremerton Lodge

レイク ブリーズ ワインズ
Lake Breaze Wines

ミッドルトン エステイト
Middleton Estate

テンプル ブリュアー ワインズ
Temple Bruer Wines

トンキン カレンシー クリーク
Tonkins Currency Creek

         などがあります

 この地区は、リンデマンズ、ミルダラ・ブラスなどの大手資本がワイン生産をしている割にはワイン名に地名として記載される事が少なく、生産地名としては隠れた存在です。「私がラングホーン・クリークのワインです」と言った主張するワインがほとんど見受けられないかわりに、ソフトで果実味が優先したミディアムボディの良質な赤ワインの生産に適していると言われています。最近、ジェイコブス・クリークのブランドのためにオーランド社が多額の投資をしたそうです。大手ワイナリーでは商標ワインのブレンド用として重要な生産基地となっています。

気候は、発育シーズン中は南極海からの南風が日中の気温を下げると同時に、日照時間を少なくします。雨は冬から春にかけて多く、潅漑が必要となります。冬の終わりにブリマー川から用水を汲み上げ、多量の水を畑に氾乱させるという、よそではあまり見られない方法を用いていました。しかし、新しく設立された最近の畑では、一般的なドリップ方法をとっているそうです。


  ワイン産地