南オーストラリア州
(South Australia)---州都:アデレード
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の主なワイナリー Bleasdale Winery Bremerton Lodge Lake Breaze Wines Middleton Estate Temple Bruer Wines Tonkins Currency Creek |
この地区は、リンデマンズ、ミルダラ・ブラスなどの大手資本がワイン生産をしている割にはワイン名に地名として記載される事が少なく、生産地名としては隠れた存在です。「私がラングホーン・クリークのワインです」と言った主張するワインがほとんど見受けられないかわりに、ソフトで果実味が優先したミディアムボディの良質な赤ワインの生産に適していると言われています。最近、ジェイコブス・クリークのブランドのためにオーランド社が多額の投資をしたそうです。大手ワイナリーでは商標ワインのブレンド用として重要な生産基地となっています。
気候は、発育シーズン中は南極海からの南風が日中の気温を下げると同時に、日照時間を少なくします。雨は冬から春にかけて多く、潅漑が必要となります。冬の終わりにブリマー川から用水を汲み上げ、多量の水を畑に氾乱させるという、よそではあまり見られない方法を用いていました。しかし、新しく設立された最近の畑では、一般的なドリップ方法をとっているそうです。