【 Wine List Ar-3035 】

モス・ウッドの創設者ピル・パネルの新たなる挑戦


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パネル・ファミリー
ピカーディ
ペンバートン・シラーズ

Pannell Family.
Picardy
Pemberton 2004 Shiraz


産地 : 西オーストラリア州、ペンバートン・ウォーレン地区ペンバートン小地区
生産者 : パネル・ファミリー、ピカーディ醸造所
ブドウ品種 : シラーズ 100% 
アルコール度 : 14.0度
容量 : 750ml
タイプ : 赤ワイン。ミディアム〜フルボディ

ピカーディの2004ヴィンテージの赤は、どの品種も独特のスモーキィさを持つ。しかも、ベーコンや鰹節のように旨みを含んだ香り。そこにプラム、練り梅、花、土などのニュアンスが混じり、深みや重層感が増している。味わいは重すぎずリッチなミディアム〜フル。きれいな酸が全体をまとめています。

 

 


Pannell Family
西オーストラリアでNo1のカベルネといえば、マーガレットリバーのモス・ウッドがあげられますが、このモス・ウッドの創設者が、ビル・パネル。1970年のことです。パネルはマーガレットリバーでボルドーのカベルネを栽培し、名を成したのですが、1985年に手放しました。
その後、1993年にマーガレットリバーの南東に位置するグレート・サザン地区・ペンバートンに「ピカーディ」を設立しました。この地区は冷涼でブルゴーニュの気候に近いことから、主にブルゴーニュの品種シャルドネとピノ・ノワールを植え、ブルゴーニュを模範とするワイン造りを始めました。現在、息子のダン・パネルがメインになってブルゴーニュらしさを追求しています。
最初のヴィンテージである1997年は大きな注目を集めました。豊かさと洗練さ、繊細さをあわせもつそのスタイルはパネル一家が目指すフランスのトップ・ワインを彷彿とさせました。1998年、1999年と立て続けにすばらしいワインを送り出し、短期間でピカーディとペンバートン地区の名は知れ渡りました。ピカーディでは灌漑は行わず、剪定は手間がかかるケイン・プルーニングを採用し、丹念なワイン造りを行っています。いずれのワインも果実味が先にくるのではなく、むしろ控えめに後ろに潜んでおり、熟成とともに本来の洗練された風味を表すタイプです。
ダン曰く「オーストラリア人には理解しにくいオーストラリア・ワイン」(ワイナート2005春号)ということはそれだけ、ブルゴーニュらしいからとも言えると思います。

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