オーストラリアのモンラッシェ！

ローズマウント・エステート
ロクスバラー・シャルドネ

Rosemount Estate
1995.Roxburgh Chardonnay

産地 ： ニュー・サウス・ウェールズ州、ハンターヴァレー
畑 ： ロクスバラー
生産者 ： ローズマウウント・エステート、ワイナリー
チーフ・ワインメーカー ： フィリップ・ショー氏
品種 ： シャルドネ100％
木の樹齢 ： ３３年
収穫 ： 熟した果実を選び３回に分けて収穫する
収穫量 ： ２t／ha
アルコール度 ： １３.５％
発酵・熟成 ： 野生酵母使用。フランス産の新樽で発酵後、樽で２０ヶ月熟成後、さらに１年瓶で熟成させ出荷される（年生産量、2,500ケース）

ニューヨーク・タイムズ誌で、オーストラリアのモンラシェと評された「ロクスバラー・シャルドネ」は、オーストラリアで２番目に古く植えられたシャルドネにより造られる個性的なスタイルをもったワインです。アッパー・ハンターヴァレーのテラロッサ土壌に植えられ、極力収穫量を押さえてつくられたブドウにより、強く、深く、寿命が長く、ローズマウント社の輸出担当の技術部長で、マスター・オブ・ワインの肩書きを持つＭ・ゲデス氏の解説によると２５年は熟成するといわれるワインです。

　

オートレー家の小さなワインメーカーだったローズマウント社が、フィリップ・ショーを醸造責任者に迎え、ワールドマーケットに送り出したのが、アッパー・ハンターヴァレーのロクスバラー畑からのシャリドネ。その鮮烈で鋼のような強さを持ったこのワインは“オーストラリアのモンラッシェ”とも称され、ローズマウント社が大躍進するきっかけともなりました。
現在、ローズマウント社は大手ビールメーカーのフォスターズの傘下となり、これに失望したフィリップ・ショーはローズマウントを離れ、独立してしまいました。
1990年代のローズマウントの黄金の時代の希少なロクスバラー・シャルドネです。