コート・デュ・ローヌ  

ドメーヌ・シェーズ
Domaine Cheze


 ローヌの鬼才ジャン・リュック・コロンボが初めてコンサルタントを務めたドメーヌ・シェーズ。パーカーもお気に入り。「これから数年で、並外れた向上をする注目すべきドメーヌ。」 と、目をはなさない。

「ルイ・シェーズは畑にいる。」
いつ電話しても、彼は畑に出ていて電話は繋がらない。
朝も昼も夕方も・・・。彼は畑と共に過ごす。
そして、賞賛に値するワインが産み出されるのだ。
気が付いてみれば、ワイン評論家やいろんな雑誌の高得点を獲得しているではないか。
確かにその価値がある。
彼が毎日共に過ごしている畑からできるワインは上質な印象が強い割には安い。
年々価格の上昇していうコード・デュ・ローヌの村名クリュワインにくらべて、
コストパフォーマンスがすばらしい。みんなそういうワインは大歓迎だ。

元々シェーズ家はギガルなどのネゴシアンにブドウを提供する「ブドウ栽培農家」でした。
しかし、現在40代前半であるルイは、1980年代に父親から受け継いだドメーヌを「卓越したブドウ栽培農家」から「一流ワインの造り手」へと変貌させようと考えました。
そして、その頃醸造コンサルタントとして名前の知られたジャン・リュック・コロンボ氏にコンサルタントを依頼。

ジャン・リュック・コロンボ氏は、自身もローヌに畑を買っているため力強い勢力となり、品質の向上に大いに貢献してくれました。近隣のドメーヌからも貪欲にワイン造りを学び、畑やセラーに莫大な投資をし、特別なワインを造りたいという情熱のもと、真摯にワイン造りに取り組みました。

サン・ジョゼフが10ha、コンドリューが3haと、北ローヌでは規模の大きな畑を所有しているため、安定した品質と供給ができるのがシェーズの強みでもあります。


ルイ・シェーズさん

 

ドメーヌ・シェーズのワイン
F-6783 コンドリュー
F-6784 サン・ジョゼフ 1999 キュヴェ・デ・サンジュ