WineList 【 Us-329 】

カリフォルニア貴腐ワインの極致

ミスター・ K

 

昨年を含めて過去に6回パーカーより100点を獲得しており
アメリカの国内市場では顧客名簿を通してのみの販売となり
名簿に登録してもかなりの順番待ちを余儀なくされるという
超入手困難なワインとなってしまった
“シネ・クア・ノン ”
中でも、極少量生産の「貴腐ワイン」2005

 

[ミスター・K]

アロイス・クラッハー Alois Kracher氏と共に所有するアルバンの畑より収穫されたシャルドネのセレクション・グラン・ノーブル(貴腐ワイン)です。
ワイン名はクラッハー氏のイニシャルより付けられたもの。
アロイス・クラッハー氏は甘口ワインの達人として知られマンフレッド・クランクルにとっては甘口ワインの師匠です。
残念なことにアロイス・クラッハー氏は2007年12月に49歳という若さで亡くなられました。【ミスター・K】は2人のプロジェクト。アロイスが居て初めて存在するものであり、1人で続けても意味が無いという事から2008ヴィンテージ以降は生産中止となります。


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シネ・クア・ノン、
“ミスター・ケイ” ザ・ノーブルマン

Sine Qua Non.
"Mr. K"
The Noble Man 2005

生産地 : カリフォルニア、セントラルコースト、アルバン畑
生産者 : マンフレッド・クランクル & アロイスクラッハー ジョイントワイン
ワインメーカー : マンフレッド・クランクル
ブドウ品種 : シャルドネ100%
収穫 : 2005年11月2日(100%貴腐ブドウ)
発酵・熟成 : 100%新フレンチ・バリックにて醗酵後、同バリックにて30ヶ月半熟成。
瓶詰 : 2008年5月22日。
アルコール度 : 12.1%
容量 : 375ml
タイプ : 白ワイン、極甘口(貴腐ワイン)
2009年4月下旬入荷

<パーカーによる2005ヴィンテージへの暫定評価>
Sine Qua Non Mr.K Nobleman (Chardonnay) 2005…98
[ロバート・パーカーのコメント抜粋]
アルバンの畑より生み出されたシャルドネ100%。Mr.K Nobleman 2005は1リットルあたり235gの残糖がありながらそれに拮抗する例外的な程の酸。
この信じられないほど豊かな甘口の白ワインは
アルザスのドメーヌ・ヴァインバックのカンテサンス(良年のみ生産のセレクション・グラン・ノ−ブル)とほとんど変らない
仰天するようなピュアさ、バランス、強さと甘さはピリッとした酸と釣り合っている。この驚くべき偉業は100%のボトリティスのついた果物から造られ20年以上は保存できるだろう。

 

 

表ラベル

裏ラベル

 

 過去に100点を獲得したシネ・クア・ノン のワイン

[パーカー100点獲得ワイン]
2000 Suey TBA (100% Botrytised Roussanne)…Wine Advocate # 154
2002 Just For The Love Of It (Syrah)…Wine Advocate # 154
2003 The Inaugural (Syrah)…Wine Advocate # 172
2004 Poker Face (Syrah)…Wine Advocate # 172
2004 Mr K The Strawman Vin de Paille (Semillon)…Wine Advocate # 172
2005 Atlantis Fe 203 1A (Syrah)…Wine Advocate # 177(昨年・2008の評価)

シネ・クア・ノンはサンタバーバラ近郊のオーク・ビューに位置する小さなワイナリーです。

ワイン名のシネ・クア・ノンとはラテン語で『不可欠なもの』という意味ですがオーナー兼ワインメーカーであるマンフレッド・クランクルが語る“シネ・クア・ノン”とは『真の美しさとは個々の主観を超越して心を開くと感じられる』という少し哲学的な考えによるものです。

1992年のリリース以来、ラベルは毎年アート性のあるデザインを毎年替え同じラベルは二度と使いません。またラベルだけではなくブレンドやワイン名も毎年替えており、二度と同じワインは造りません。

各ワインにはユーモラスな名前をつけており
過去には"Against the Wall"(壁に対して)"、"Other Hand"(別の手)"
"Impostor Mc Coy "(ペテン師野郎マッコイ)等があります。

それだけ毎年違うワインを造り続けながらも過去にロバート・パーカーから6度も100点満点を獲得しております。

シネ・クア・ノンのワイン

  Us-325_06 シネ・クア・ノン、レイヴン シラー 2006

  Us-326_06 シネ・クア・ノン、レイヴン グルナッシュ 2006

 

 クラッハー Kracher

アロイス・クラッハーは、天然甘口ワインの世界的有力生産者。 80年代後半以降、オーストリアの天然甘口ワインが国内で次第に高く評価されるようになり、迎えた1991年は今世紀最良ともいわれる甘口ワインの年になりました。クラッハーもこのヴィンテージで、国内外での地位を確立し、今までに数々の表彰や賞を受けています。
しかし、アロイス・クラッハー氏は冷静に、「自分は非常に恵まれているだけ。父親の努力が土台となり、また高級甘口ワインに対する感心が世界的にみて今までになく高かったから。」と語っていました。
貴腐ワインと言えば、ソーテルンのCh.ディケム、ドイツのエゴン・ミュラー、ハンガリーはトカイのイシュトヴァーン・セプシーが3大貴腐ワインと言われておりますが、オーストリーのクラッハーがロバート・パーカーから大絶賛されたこともあり、この4社で<ポドリティス・フォーラム>を立ち上げました。それに伴い、ワールド・マーケットも「4大貴腐ワイン」として評価するようになってきたところ・・・。
残念ながら2007年12月に急逝され、現在は息子さんが蔵を継ぎ、2008年に来日して、大使館でのセミナーでは、その継承の意欲を語っておりました。
参考: オーストリーの
クラッハーのワイン

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