Wine List 【 S-5037 】

 元祖スーパー・スパニッシュ

リベラ・デル・デュエロの
テンプラニーニョ・マイスター
Alejandro Fernandez

 

 

ボデガ・アレハンドロ・フェルナンデス
ティント ペスケラ 2019 クリアンサ

Bodegas Alejandro Fernandez
Tinto Pesquera
2019 Crianza


産地 : スペイン、リベラ・デル・デュエロ地域、ペスケラ畑
格付け : リベラ・デル・デュエロDO、クリアンサ
生産者 : アレハンドロ・フェルナンデス氏(ボデガ・フェルナンデス)
品種 : テンプラニーニョ100%
熟成 : 12か月アメリカンオーク・バレルで熟成後、さらに6か月瓶熟成
アルコール度 : 14%
容量 : 750ml
タイプ : 赤ワイン。フルボディ

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2012Vntよりラベルが多少変更になりました

若さ、清潔さと果実の豊かさを感じさせるブラック・チェリーの色。完熟したブラックベリーなど黒系果実とうまくマッチした樽の香り。口の中では豊富な熟したタンニンと酸味とアルコールのバランスに優れ、樽のフレーバーは、果実を圧倒することはなく、余韻は鼻腔に長く洗練されたエレガントさが広がります。

■2019年ヴィンテージ情報■
生育期は、前年の涼しさとは対照的に高温で乾燥した気候が支配的でした。開花期に風雨や熱波に見舞われた地域もありましたが、極端な気象現象は発生しませんでした。夏の乾燥した気候は、病害の発生を低く抑えることができた反面、結果として収量減の一因ともなりました。霜の被害を受けやすいリベラ・デル・ドゥエロでは、天候の影響は小さく、乾燥した気候により収量は減少したものの上質な酸を備え、最適な成熟度に達したブドウを得ることが出来、ワインの品質に大きな期待が寄せられています。

 

 

アレハンドロ・フェルナンデスがリヴェラ・デル・デュエロに自分のワイナリーを開いたのが70年代。この頃スペインのワインと言えばスティルワインはリオハ、スパークリングのカヴァ、そしてアンダルシアの酒精強化ワインのシェリーで、リベラ・デル・デュエロでは特に品質に拘泥しない日常酒が一般的でした。唯一ベガ・シシリアのカベルネソーヴィニォンにテンプラニーニョを加えて造る「ウニコ」だけがワールドワインマーケットで産地の代表というよりスペインの高級ワインとして君臨していただけでした。
フェルナンデスが80年代後半から地元のテンプラニーニョだけを使って造り始めたワインがパワフルで複雑な表現力をもったワインとして、アメリカのワインライターに評価された。これが「スーパー・スパニッシュ」第一号「ペスケラ」の誕生の瞬間です。

スパー・スパニッシュという呼び名はワイン法上のモノではありません。伝統的なスペインワインから解き放され、グローバルなワインマーケットを狙いを定めた「多くの表現力」を備えたスペインワインとでもいった意味で、賞賛と期待を込めてワインファンに用いられているものでしょう。おりしも、スペインがEUに加盟し、経済力がアップしてきた時期でまもあります。
以後、リベラ・デル・デュエロの潜在能力に気付いたワインメーカーはリベラにワイナリーを開き始め、第二・第三のペスケラを目指している。90年半ばと比べ現在のワイナリー数は2倍近い100を越えるといわれ、この地区への投資はリベラだけにとどまらず、ドウロ河の対岸の産地トロにも及ぶほどです。

アレハンドロ・フェルナンデス氏のワイン

  S-5038 コンダード・デ・アサ、 クリアンサ

  S-5037 ペスケラ、 クリアンサ

  S-5036 ペスケラ、 リゼルヴァ

 

  S-5034 ペスケラ ハヌス グラン・リゼルバ

  S-5045 デエーサ・ラ・グランハ、セレクション VdM

  S-5040 エル・ビンクロ 、ティント DOラ・マンチャ


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