エブロ川支流のセグレ川流域の地域、ピレネー山脈の麓にあたり、完全に大陸性の気候で夏は暑く冬は寒い。また、高地や海岸線にあるブドウ畑に比べ降水量が少ない地。
ブドウ栽培には最新のテクノロジーが導入され、日よけの管理から機械による剪定、摘み取りが行われ、醸造所にもブドウや果汁をポンプで圧搾しない、自重システムなど、最先端の機械設備が整っている。
この地は最近3０年間のスペインにおけるワインの技術革命の最前線となったところである。ワインは伝統的なタイプと、新しいタイプに分けられ、原産地呼称統制委員会はカタルーニャでみられる在来品種の全てと、カベルネ・ソーヴィニョン、メルロー、シャルドネを認可していて、近代技術の導入による新しいタイプのワインが高い評価を得ています。

産地　：　スペイン、カタルーニャ地方、
格付け　：　コステル・デル・セグレDO ティント
生産者　：　ライマット社
ブドウ品種　：　　カベルネ・ソーヴィニォン１００％
醸造：　ステンレスタンクでアルコール醗酵、チオーク樽で１２か月熟成
アルコール度　：　１４．０％
容量　：　７５０ml
栓　：　
タイプ　：　赤ワイン、フルボディ
希望小売価格　：　2,700円

ベリーやプラムの豊かな香りと樽の風味が複雑に混ざり合い、トーストやココアのニュアンスも感じられます。熟した赤い果実と、スモーク、チョコレート、ヴァニラの風味が見事に調和し、ビロードのようなやわらかいタンニンと心地よい余韻が非常に長く続く、エレガントにしてポテンシャルの高いワインです。

	インテンシティ ライマット社では、お客様が簡単に、そして期待通りのワインを簡単に選びやすいように凝縮感を1から10までの数字で表しました。 この数字を「インテンシティ」と呼び、数が小さいほど軽く、大きいほど重い味わいを意味します。また同時にブランドを「クラモール」、「アニマ」、「モリ」の3つにわけ、それぞれ味わいは、　軽・中・重 になります。 「モリ」のブランドは、重厚なフルボディのタイプになります。そして、ライマットの誇りである広大な畑の主要品種の特徴を表現したシングル・バラエタル・シリーズ。 テロワールを単一品種でストレートで表現し、ラベルにはライマットの風景の一部をデザインすることで、その世界観を表現しています。 モリ、カベルネソーヴィニォンは、インテンシティは「9」としっかりした重厚タイプと位置づけられています。

　

コドーニュ社の系列ワイナリーとして1914年に設立されたライマット社。

スパークリングワインの生産者であるコドーニュの当主が中世の時代にこの地に建てられたお城の紋章が「ぶどうの房」と［手」であったことから良質なぶどう造りが可能であると確信し、ワイナリーを設立したことに始まります。

現在ではスペインを代表するぶどう品種であるテンプラニーリョの商品化に初めて成功したり、カベルネ・ソーヴィニヨンやシャルドネなどのフランス原産のぶどう品種の栽培に着手するなど、常に最先端の設備と新しい試みを繰り返しています。

カリフォルニア大学デイビス校との協力関係など、先鋭的な栽培・醸造技術から造り出されるワインは、数々のコンクールで高い評価を得ており、スペイン有数の品質として世界から支持されています。