スペイン、リベラ・デル・デュエロの赤ワイン。TANAKA-YA WineList 【 S-1515 】

Wine List 【 S-1515 】

リベラ・デル・デュエロの独創的なワイン

フル・フレーヴァーにして飲み易さを具現化ワイン
高品質のブドウの収穫と秘密は新樽１００％で５ヶ月の熟成！

パゴ・デ・ロス・カペリャーネス、ロブレ
リベラ・デル・デュエロ　赤

Pago de Los Capellanes. 2020 Roble
Ribera del Duero D.O 　

産国	スペイン、カスティーリャ・イ・レオン
産地呼称・格付	D.O.リベラ・デル・ドゥエロ、ホベン（ロブレ）
生産者	パゴ・デ・ロス・カペジャーネス社
品種	テンプラニーニョ１００％
樹齢	３０年
収穫	手摘み、１０月中旬
単位収獲量	５，０００ kg／ha
醸造	２６℃以下で３０日間ステンレスタンクで醗酵、２０℃で２０日間ＭＦＬ。
熟成	フレンチオーク（3年未満の新樽、焼き加減：ﾐﾃﾞｨｱﾑ）／5ヶ月間、のち瓶内熟成
アルコール度	１４．５％
容量	７５０ml
タイプ	赤ワイン、フルボディ
サービス	１６℃～１８℃／ now ～　２０３３年飲む１時間ほど前に抜栓をお薦めします。
保存方法	紫外線を避け、冷暗所
輸入元	ス・コルニ

　輝かしいブラックチェリーの色。花のような香りとレッドフルーツのような香りが樽のヴァニラの香りと相まって、豊で華やいでいます。口当たりは果実のアロマが柔らかく丸くエレガント。５ヶ月という短期間の樽熟成が若々しく新鮮でありながらビロードのような柔らかさの二面性を可能にしてくれた。フル・フレーバーにして飲み易い！
リベラ・デル・デュエロの若ワインの中でも新樽熟成をさせるという独創的な手法をいち早く取り入れた優れたワインの一つです。

パゴ・デ・ロス・カペリャーネスの名前は、ブドウ畑とボデガのあった地域名に由来しています。
13,14世紀の時代にはペドロサ・デ・ドゥエロに、ある司祭がおり、その土地の住民達はミサや死者への祈りをする代わりに土地の小さな一区画を礼拝堂用にと司祭に提供していました。
時がたち、ペドロサの司祭たちはその地区をとりまとめるまでになっていましたが、1855年のメンディサバルの土地開放令のもと、教会と聖職者の所有は市役所に返還しなければならなくなりました。それでも、ペドロサの住民達はその土地をパゴ・デ・ロス・カペリャーネスと呼んだといいます。
パゴ・デ・ロス・カペリャーネスはリベラ・デル・デュエロの中心に位置し、一番質の高いブドウがとれるペドロサ・デ・ドゥロに隣接する地区で、もともとは僅か数千のブドウが植えられていただけでした。しかし、1980年からロデロ＆ヴィリャ夫妻と彼らのチームの投資と努力の結果1996年にはボデガ・パゴ・デ・ロス・カペリャーネスとして新時代に歩みだしました。現在は１００haのブドウ畑を所有するまでになり、主要なティント・フノ（テンプラニーニョ）だけでなく、カベルネやメルロなどの国際品種をふくめ、様々な品種を栽培しています。
リベラ・デル・デュエロのDO規定では１haあたりの単位収量が7,000kgまで認められていますが、このワイナリーでは２５％以上も少ない5,000kgと低収量のもとに、品質を高めることに努力をしています。フラッグ・シップワインにティント・フィノ１００％で造る「エル・ピコン」がある。

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