生産者 : 株式会社あさ開
産地:岩手県盛岡市
杜氏: 藤尾正彦(南部杜氏)
岩手は、古くから南部杜氏の里として知られた酒どころ。 明治4年の創業より、日本酒『あさ開』は、米、水、技に恵まれたこの地で豊かな自然に磨かれ、愛すべき人々に育まれてきました。そして、百三十有余年たった今も酒の里・岩手を代表するブランドとして地元で、全国で、海外で・・・と高い評価を受けています。 とりわけ、平成24酒造年度新酒鑑評会で平成以降23回連続入賞を果たし、19回の金賞を受賞の実績は素晴らしい。
10年の歳月をかけて開発した、岩手県最上級酒米「結の香」を100%使用し、雑味が少ない綺麗な純米大吟醸に仕上げました。 最初の発売は昨年・平成26年4月2日。
岩手県では16年前から大吟醸酒用酒米の育成に取り組んできました。 多くの試験研究が繰り返された結果、 最終的に「岩手の最上級」を語るにふさわしい酒米『結の香』が育成されました。 『結の香』は南部杜氏発祥の地「紫波郡紫波町」と ひとめぼれの産地である「奥州市前沢区」の2箇所で栽培されています。 どちらも米の栽培に定評のある地域です。 大吟醸用酒米として重要なのは「精米時・醸造時に砕けないこと」。 『結の香』は他の多くの酒米が直面したこの問題を克服した新しい酒米です。 いかに澄んだ旨みを引き出すか…これが南部流の酒造の原点です。 『結の香』は酒米の王様「山田錦」と比較して雑味成分が少なく、キレイな酒質になります。
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