はるしか
春 鹿 』

株式会社今西清兵衛商店

奈良県奈良市福智院町24−1
杜氏: 古川武志(南部杜氏)


「春鹿」蔵元(株)今西清兵衛商店


室町様式の今西家書院は国指定重要文化財

【環境】大阪・京都からの便もよく、多くの観光客が訪れる奈良は、白壁の土蔵や格子戸をもつ老舗などが建ち並んでいる“ならまち”と称される都市空間があります。この奈良町の街並みの一角に「春鹿」蔵元があります。店舗の外観は昔の趣を残していますが、酒蔵は最新の醸造設備を保有し、清潔な環境を保つことのできるように設計しています。大和盆地に開けた平城京の都として、最古の酒殿がある春日大社や東大寺などの名刹に見守られ、重要文化財の今西家書院が隣接してあります。
【歴史】奈良は和銅3年(710)の遷都から80年にわたり政治文化の中心となった平城京があった場所です。造酒司(みきのつかさ)と呼ばれた酒の醸造所跡も発見されています。今西家は8世紀の昔から代々春日大社の神宮として神々に捧げる酒の醸造を司どってきました。明治17年から酒造業として独立し、現在に至っていますが、今でも春日祭りの際には春日大社境内にある酒殿に入り、古式ゆかしい仕込み方法で御神酒を造っています。
【造り】南都諸白と呼ばれ、家康に“最上”と言わしめた奈良酒。その伝統と技術を今の酒質に生かしています。山田錦を中心とする酒造好適米を高精白し、蔵内平均精米歩合は60%となっています。甘口酒が多い奈良県にあって辛口の旨酒を造ることに徹し、上槽後の管理も全て低温貯蔵しています。また良質な原料米を確保するために*カルゲン農法の無農薬有機米の栽培にも力を入れています。


JS-1810


1800ml 詰
\3,024.
在庫 6本
数量限定品

春鹿(奈良)
純米 超辛口 中取り 1800ml


産地 : 奈良県奈良市、(株)今西清兵衛商店
杜氏 : 古川武志氏
原材料名 : 米・米糀
平成27年生産米使用(H27BY)、平成28年3-4月仕込み
原料米 : 五百万石(福井県産・富山県産)
精米歩合 : 60%
使用酵母 : 協会901号
日本酒度 : +12
酸度 : 1.7
アミノ酸度 : 1.2
火入れ法 : 瓶燗/貯蔵:瓶囲い
容量 : 1800ml
生産量 : 2,500本
アルコール度 : 16%
タイプ : 純米酒

 

 
年に一度の「ピンク超辛」
定番商品のブラッシュアップ品。
発売から30年を数える春鹿の大定番酒「純米超辛口」。
その醪の中から2本を選び、雑味の多い部分を取り除いた「中取り」だけを瓶詰め。
より磨きのかかった“味わいのある超辛口”をお楽しみください。
 
杜氏:古川武志氏のコメント
『超辛口のキレをそのままに、味わいを追い求める』ことがこの商品の命題。
昨年取り組んだ技術を踏襲し、蒸し米をやや柔らかく、製麹時間も長めにし、 吸水歩合を少なく仕込むという仕込み技術の熟練を目指しました。
アルコール分はしっかり出ているが、キレ過ぎない。
つまり、
エキス分高めながら雑味を減らし、キレ味を損なわないという難しい技術です。
また、瓶燗1回火入れの技術は、お酒の品質向上に十分な役割をなしています。
超辛口でありながらまろやかな米の旨味を感じさせ、
最後には「春鹿の超辛口」の醍醐味を感じさせることのできるおいしいお酒を目指しました。
どうぞ、今年の「純米・超辛口・中取り」をお楽しみください。

お酒は20歳になってから
ご注文は【訪問販売法に基づく表記】をお読みの上、メール・FAXでお願いします。