『 白 鷹 』

白鷹株式会社

〒662-0942 兵庫県西宮市浜町1番1号
杜氏:


JS-176


720ml 詰
1本箱入り
\3,150.

完売

白鷹
純米大吟醸・山田錦
生 原酒


原材料名 : 米・米糀
原料米 : 山田錦100%
精米歩合 : 50%
酒母 : 
仕込み白米 : 
アルコール分 : 17度以上18度未満
使用酵母 : 
日本酒度 : +3.0
酸度 : 2.0
アミノ酸度 : 1.5
詰口年月 : 平成22年2月02日
(平成21酒造年度酒) 
容量 : 720ml(4合瓶)
要冷蔵 : クール便(\210.ご負担ください)

しぼりたての吟醸香とすっきりとした口当たりをお楽しみください。

完全予約限定品

 

 生粋の灘酒 (100%自醸酒)

灘はその気候・風土が酒造りに適しているばかりでなく、酒造に最適な宮水、大粒品種の酒米、卓越した技術により、酒の本場と呼ばれてきました。生粋の灘酒を造りつづける白鷹は、自分の蔵で自らの手で造った酒にしかラベルを貼りません。他メーカーで製造した酒をブレンドして瓶詰めするということはしないのです。自家醸造100%で本当に自信のある本物の日本酒、“生粋の灘酒”だけをお届けします。
白鷹はいたずらに製造数量を追うことなく、灘酒の伝統である蔵人の伝統技法による一季醸造(寒造り)を行い、品質管理が行き届く数量を堅実に造っています。

 

 

 白鷹は「灘の生一本」

日本酒を造るのに大きな三つの要素があります。それは水、米、造りです。この要素により日本酒の味が決まります。

宮水
江戸時代に発見されて以来、"灘の生一本(なだのきいっぽん)"の生みの親とまで言われた「宮水」は、西宮の海岸地帯、西宮市の南部地区に位置するごく一部に限って存在する伏流水です。硬度が高く、カルシウム分は1.5倍。酒造りに必要なリンやカリが非常に多く、とりわけリンについては他地方における酒造用水の約10倍に達します。
これらの成分はもろみの醗酵を促進する効果があります。そのためこの宮水で酒を仕込むとコクの深い辛口の男酒が出来上がります。白鷹では灘酒の特徴ともいわれるこのコクを大事にするため、自家所有の8本の井戸から湧き出る宮水で酒を仕込んでいます。

山田錦
兵庫県の酒米産地の特徴は、
(1)六甲山脈北側の谷あいで日照時間が長い
(2)昼夜の気温差が約10度と大きい
(3)水はけの良い階段式の棚田である(4)粘土質がかった土壌であることです。
ここで収穫される酒米は粒が大きく心白(中心の白い部分)が多いため、酒造りに適しています。兵庫県美嚢郡(みのぐん)奥吉川(よかわ)村市野瀬・楠原(現 兵庫県三木市吉川町市野瀬・楠原)は、江戸時代から酒米の産地として、また日本一の酒米「山田錦」の生産地として有名です。白鷹では同地域の農家と100年以上昔から契約栽培を結び、日本一の酒米で日本一の酒を仕込んでいます。

造り
日本酒は酵母(こうぼ)という微生物の働きによって出来上がります。この酵母を純粋に大量培養したものを酒母(しゅぼ)と呼びます。酒質の良否は酒母の良否と深い関係があるので、昔から酒母造りは酒造りの基本と考えられています。もろみを健全な醗酵に導くためには酒母中に元気のよい優良酵母が大量培養されなければなりません。この酒母を育成醸造する過程で雑菌の汚染を防止し、優良酵母のみを増殖させるのに乳酸が重要な役割を果たしています。昔からの伝統的技法である「生(きもと)造り」は自然の乳酸菌や微生物を巧みに使って酒母を育成します。始めの段階で乳酸を加えて仕込む速醸法と比べ元気の良い強い優良酵母が出来る生(きもと)系酒母は高度な技術と日数を要します。白鷹では、白鷹ならではの味を守り続けるため、生(きもと)系酒母の中でも最も手間、時間、そして伝統技法によって培われた技術を必要とする生(きもと)造りを今も続けています。

 

 

 伊勢神宮御料酒

私たちが朝晩の食事をとるように、伊勢の神々にも古くから朝晩の食事が供えられてきました。伊勢神宮ではこれを日別朝夕大御饌祭(ひごとあさゆうおおみけのまつり)と呼び、伊勢の大神の御饌(みけ)は、豊受大神宮(外宮(げぐう))の御饌殿(みけでん)という御殿で供されます。大御神にそなえる大御饌(おおみけ)は、鯛、昆布、御飯、鰹節、野菜などがあり、専用の土器(かわらけ)には酒が入っています。
白鷹は 、全国数ある酒蔵の中よりただ一つ、この神宮御料酒に選 ばれ、以来一日も欠かすことなく献上をつづけ、神宮の神々 に供えられています。