まんざいらく
萬歳樂 』

小堀酒造店
石川県石川郡鶴来本町1丁目ワー47
杜氏: 中居 清

鶴来町は北陸の古都・金沢より霊峰・白山(2684m)に向かう鶴来街道を南に20km。白山に源を発する手取川が金沢平野へと流れ出す扇状地の要に位置します。鶴来町は人口約2万1千人、林業を中心に木彫・檜細工などの木工業、紡織業が盛んな町です。冬場、最も雪の多い時には2〜4mの降雪があります。 この静かな町の中心、古い街並の面影を残す場所に堂々たる歴史を刻んだ格子構えの「萬歳楽」蔵元があります。
 「
加賀の菊酒」伝説に出会う酒
鶴来は全国の白山信仰の総本社シラヤマヒメ神社の門前町として栄え、その御神酒を造る酒蔵が現れたのがこの町の酒造りの始まりです。この酒は「加賀の菊酒」といわれ、有名な豊臣秀吉の醍醐の花見にも天下の名酒として餐されました。 そのこともあり、酒造りが鶴来の主要産業となり、その中のひとつとして創業した「萬歳楽」の酒名は謡曲「高砂」より命名され、詩人・野口雨情もこの酒を愛しました。


JS-049


720ml 詰
1本箱入り
\3,150.
在庫 3本
2005/06月入荷

 

萬歳樂
純米大吟醸・ 『 白山 』


原材料名 : 米・米糀
原料米 : 兵庫県口吉川地区特A山田錦100%
精米歩合 : 50%
アルコール分 : 14度以上15度未満
使用酵母 : 
日本酒度 : 
詰口年月 : 平成17年6月
(平成16酒造年度酒) 

 

萬歳楽の蔵元の井戸には一年を通して霊峰・白山の清らかな雪解け水が湧き出します。 この水は適度な硬度の中軟水、雪深い北陸の気候の中で味わい深い酒に醸し、米は「山田錦」「五百万石」といった酒造好適米をはじめ、一時は完全に姿を消した酒造好適米「北陸12号」を地元の篤農家と協力して復活させるなど米へのこだわりを求めて、土作りからの研究を推めています。 この姿勢は全国でもトップクラスの全国鑑評会金賞受賞暦にも表れています。