産地 ： ポルトガル、マディラ島
生産者 ： ヴィノス・ジュスティーノ・エンリケ・フィロス社
品種 ： ティンタ・ネグラ95％、地域の黒ブドウ5％
収穫期間　：　８月末から１０月第２週にかけて行われます。
収穫方法　：　手で、熟成度を見て、数週間かけて選別します。
醸造　：　ブドウは除梗され破砕されます。発酵は温度管理されたステンレスタンクでマセラシオンを行います。果樹は皮から色やアロマを抽出するため、2−3日間頻繁にポンプ・オーヴァーされます。糖度を保つため、アルコール96％を添加し途中で発酵を止めます。醸造は伝統的な方法に沿って行われます。
熟成　：　マディラのブレンドはエストゥファージェンとして知られる方法で加熱を45−50度で３ヶ月行います。その後５年オーク・樽貯蔵（リゼルバ）
アルコール度 ： １９．０％
容量　：　７５０ml
酒種　：　甘味果実酒（酒精強化ワイン）
タイプ　：　マディラワイン。　甘口
サーブ　：　16℃- 18℃でサーブしてください。デキャンタージュは必要ありません。デザート、チーズと共に、または食後酒としてお楽しみいただけます。

本格的なデザートワインで、キャラメル、花、スパイスの風味が広がり、余韻にタバコやクルミが表れます。しっかりとした構造で収斂性のあるフィニッシュに続き、バランスがとてもよい。
酸化熟成させたワインですので、ボトルを開けてから数ヶ月間美味しくいただけます。

マディラ・ワイン・インスティチュート2004　ベスト・ブレンド・ワイン
ベルリン　ワインフェア2005　第一位
インターナショナル・ワイン・チャレンジ2005　銀賞
セレクション・モンディアル・デ・ヴァン2007　モントリオール　銀賞
第9回ワイン・マスターズ・チャレンジ2007　銀賞
AWC ウィーン2007　銀賞
ワイン・スペクテーター88点　1999年10月31日

　

　

　ポルトガルの首都リスボンから南西９７８km離れた大西洋上にあるマディラ島は1419年に発見され、その後ポルトガルの植民地となった島。
大西洋上の孤島の密林を切り開いて産業を興すためにワイン用のブドウが持ち込まれたのは１５世紀の中頃と推測されます。

　

ジャスティノ社は、1870年にマディラ島に設立され、最も古いマディラワインの生産者／輸出者です。その品質の高さから、マーケットでは常に傑出した立場を保っています。厳しい監督のもとで、伝統的な手法によってワインは生産されています。これらのワインは100年以上の間に徐々に、イギリス、フランス、ベルギー、スカンディナビアを始めとするヨーロッパ中に、そして10年をかけてアメリカ、カナダに名声を広め､現在では特に最高級ワインで、日本の市場に確固たる地位を築いています。ワインが一般的に享受してきたテクノロジーの大幅な進歩により、また生産能力の増強に迫られた為、ヴィンホス・ジャスティノ･エンリケス社はフランス最大級の酒類販売･生産グループと提携しました。モダンでありシンプルで、最も進んだテクノロジーを持ち、最も厳しい伝統的方法を維持しているワインセラーが、1993年に建てられました。品質を上げることによって、市場の増大する需要を満たし、ワイン生産量の増大によって、ワイン輸出市場のリーダーとなりました。ヴィンホス・ジャスティノ・エンリケス社は、マディラ島において、オーク樽で熟成された最高級のワインを含め、最大級の在庫を持っており、高度に精選された市場を提供しています。