WineList 【 P-8247 】

世界遺産、ドウロの誇り!ヴィンテージ・ポート
2011は
ヴィンテージ宣言 」
Bulas

 

ヴィンテージポート:
ヴィンテージポートワインの特徴としては、その年ごとのポートワインの環境状況が良いと思われる時期に「ヴィンテージポート」としての「宣言」が行われることです。 環境状況が良いとは、その年に「最高の品質のワインが出来た」ということと、その宣言をしようとする時期に、市場環境が整っているということです。例えば1931年は素晴らしい年だったが、1932年から1933年にかけての大不況のためにヴィンテージ宣言をするどころではなかった時は、その宣言はされません。 ポートワインを製造する大手業者の大半がその品質とタイミングに同意した時に初めてヴィンテージ宣言が出されるというシステムになっているのです。 しかし、ヴィンテージポートの難点は、熟成に長い時間がかかってしまう事といわれています。 少なくとも10年から20年さらにもっと寝かせなければいけないので、出荷からお金の回収までに大変な時間と資本がかかってしまう事が難点のひとつと言われています。 しかしピークのヴィンテージポートは、至高のポートワインになっているのです。(WANDS online No.10 Feb 2003より転載)

 

 

 

ブラス
ヴィンテージ ポートワイン 2011

Bulas.
Vintage Port
2011 750ml


産地 : ポルトガル、ドウロ河上流
瓶詰・貯蔵地 : オポルト(ヴィラ・ノヴァ・デ・ガイヤ
生産者 : ブラス社(ブラス家当主:ジョゼ・アフォンソ・ブラス・クラス氏)
栽培品種 : 伝統的な混植(約50種の土着品種)
土壌 : シスト土壌
単位収穫量 : 20hl/ha
醸造 : 醗酵:ラガール(ステンレスタンク4000-5000L、合成樹脂タンク500-700L)、熟成:ステンレスタンク熟成24か月。
アルコール度 : 19.5%
容量 : 750ml
生産量 : 3,000本
タイプ : 赤。 甘口(酒種:甘味果実酒)
希望小売価格 : 
    : サステーナブル農法
 評価 : サクラ・ワインアワ−ド2015:金賞

 

ブラス社がヴィンテージ宣言をした、いわゆる「ヴィンテージ・ポート」。
ヴィンテージ・ポートは、生産会社の記念の年や良年にのみ生産されるポートワインで、毎年生産されることはなく、10年間に2〜4回ほどヴィンテージ宣言され、生産される。
ダークベリーなどの凝縮した黒果実のアロマに存在感のあるフィネス、豪華な余韻が楽しめる逸品です。ダークベリーなどの凝縮した黒果実のアロマに存在感のあるフィネス、豪華な余韻が楽しめる逸品です。

 

  ワイナリー: Bulas

ブラス家はドウロで何世代にも亘ってワイン造りに携わっていた名家。
ブラスのロゴになっているのは現オーナーの祖父によるサイン。 彼はドウロ地区においてポートワイン産業への貢献が認められ尊敬を集めていた人物で、ブラスは彼らの名前であり誇るべきブランド名になっています。
世界最古の原産地呼称管理法は1756年、ポートワインのために誕生しました。 当時既に世界的な評判を得ていたポートワインの品質を守るために設立され、そのワイン産地としての境界線はこういった石碑によって示されていました。
なんとブラス家が所有する畑にはその石碑が実存。 原産地呼称管理法施行の2年後、1758年に設置されたものです。 彼らの畑がいかに古くから存在している、貴重な遺産であるかを物語っています。
ブドウ栽培の歴史を13世紀にまでさかのぼることが可能なブラスの自社畑では、 ポルトガルならではの土着品種の混植が残されています。 その種類は実に約50種。さらにそれぞれが樹齢80年以上という貴重な古木ばかり(一部若い区画は20年以上もあります)。

 

 
   

ご注文は【訪問販売法に基づく表記】をお読みの上、メール・FAXでお願いします。