コンティ・ツェッカ
ドンナ・マルツィア
サレント・ロッソ
Conti Zecca
Donna Marzia 1998
Salento Rosso
I.G.T
産地 :
イタリア、プーリア州、サレントIGT
生産者 : コンティ・ツェッカ社
品種 : ネグロ・アマーロ、マルヴァージア・ネーラ
アルコール度 : 13%
容量 : 750 ml
プーリア州はイタリアを長靴に例えるとちょうど踵に当たる部分に位置し、昔ながらの土着の固有品種で造られるワインが多いところです。
作家、大岡玲氏は「ワインという物語」の中の対談で、
<<土着の古代品種にはものすごくパワーを感じます。メルローとかカベルネ・ソーヴィニォンだけがワインじゃない!
確かにむこうには高貴なものが感じられますが、京都でいえばお公家さんみたいなもの。でも最近僕は、猥雑で下世話なほうが良くなった。日本人は概して、磨いた味が好きですよね。でも磨かないからいいんだと思う。>>
と述べてます。正にこのプーリアのワインには、言い得て妙があります。最近の南部イタリアや島部のワインにスポットが当てられ始ったのは、「きれいだけでは面白味に欠ける」と、個性を求める人が多くなったからかもしれません。
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