WineList 【 i-5304 】

トスカーナのブテックワイナリーMate
僅か1000本だけ生産するシラー
Banditone

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

モンタルチーノの新聖地サンタ・レスティトゥータの
巨人カーゼ・バッセとアンジェロ・ガヤの間に誕生!

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

アンジェロ・ガヤの元ヴィンヤード・マネージャーと
ロマネ・コンティの苗木家が地質調査をして植樹。
奇跡の畑と認めた<南トスカーナ最高の区画>
さらにあのミアーニのエノロゴが醸造を務めるマテ。

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■


カンティーナ・マテ
2007 バンディトーネ
サンタンティム赤

Cantina Mate
2007 Banditone
DOC Sant'Antim


産地:イタリア、トスカーナ州(9)
格付け: サンタンティムDOC
生産者: キャンディス&フェレンク・マテ夫妻
醸造コンサルタント : ロベルト・チプレッソ氏
品種: シラー100%
単位収穫量 : 23hl/ha
醸造: 9月中旬に手摘みで収穫した果実を選別、除梗し、自然酵母を用いて25〜32度に温度管理した小さなステンレスの容器とオープン・トップのアリエ産の新樽(500l)で櫂入れを施しながら13日間発酵。圧搾はMori社のバスケット型で行い、5%までプレスワインをブレンド。
熟成 : フランス、アリエ産の225lの樽(新樽比率30〜50%)で18ヶ月熟成。樽はカリフォルニア・カルトのコルギンやタンタラで使われるRemond社製のミディアム・トーストしたものを用いている。清澄やフィルタリングをず、澱引きも必要な場合に限って行う。瓶詰め2009年11月。
アルコール度 : 13.0%
容量 : 750ml
生産本数 : 1,000本
タイプ : 赤ワイン。フルボディ。

イタリア最上のシラーの畑と名高いマテのエトルリアン・テラスは
DRCやジャック・セロス、ガヤやアンティノーリを顧客に持ち世界の生産者が信頼を寄せる苗木家、ピエール・ギョームに
「もし貴方がここにシラーを植えないと言ったら、私がやる。」
と脅迫めいた発言をさせてしまうほどのポテンシャルを持つ。
※『バンディトーネ』はシラーの畑の下を流れる小川の名前に由来する。

マテの4つの畑の中で最もフェレンクが愛し、偉大なものはシラーが植えられたエトルリアのテラス状の区画だ。
ミネラルが豊富で南を向いた急な斜面に6の細いテラスの段々畑を作り、1段に2畝立てた。畑には草の種を撒き、藁を敷いた。この畑のブドウ樹はフェレンク自身が剪定している。
どの畑よりも開花も収穫も早く、テラスごとに熟成が違うため、最初と最後の収穫に1週間ほどの差が出る。
この区画について、バンフィのCEO、リヴェッラ氏は「
午後の海風で願ってもいない風の通り道となる。あのテラスに、多分1エーカーくらいだろう・・・(唾を飲む)シラーを植えれば、太陽を向いた丘のテラスに・・・どんなに偉大なワインができることか!」と言っている。
また、苗木家のギョーム氏は「
もし貴方がここにシラーを植えないと言ったら、私がやる。」とこの区画がシラーにどれほど適しているか言葉にした。

参考 各誌の評価:
ボストン・グローブ紙 マイケル・アプステイン氏のコメント 92点 (ヴィンテージ2002)
官能的。魅力的な熟した黒い果実とプラムのようなフレーヴァーに幾重にも重なるゴージャスな層が感じられる。
(マイケル・アプステイン氏はボストンを中心に活躍するフリーランスのワイン・ジャーナリスト。またワイン教育も行っており、アメリカで最も著明な料理誌、ボナペティートはアメリカ国内のワイン・インストラクターのトップ5の1人として評価している。)

Morrell ニューヨークの評価(ヴィンテージ2003)
Best 100 Wines of the Year及びイタリア産赤ワインのNo.1に選出。
(Morrellは60年以上の歴史を誇るニューヨークのカリスマ・ワインショップ。オーナーのピーター・モレッルはアメリカで初めて一般人向けのワイン・スクールを開校した人物として知られ、レザミ・デュ・ヴァン・ニーヨーク支部の初代会長を務めたアメリカ、ワイン界のドン。これまでに100以上もの雑誌や新聞にワインに関する記事を寄稿ている。Morrellが毎年発表するBest 100 Wines of the Yearはアメリカ、特にニューヨークのワイン愛好家が注目する名誉ある賞。)

ワイン・スペクテーター 92点 (ヴィンテージ2004)
濃厚なプラムや黒胡椒の香り。フルボディでヴェルヴェットのようなタンニンと長い余韻を持つ。撫でるような質感。美しい。飲まずにはいられない。飲み頃は2008年以降。

ワイン・エンスージアスト 90点 (ヴィンテージ2002)
このシラー100%のワインはバリックで24ヶ月熟成されているため、上手く融合するのに最低5年は要するだろう、新樽の硬い壁がまず現れる。しかし柔らかいチェリーのニュアンスや繊細なミネラルの存在が、それを待った人へのご褒美を約束している。
 

 
 

 

 モンタルチーノに登場した怪物 Mate

ニューヨークからトスカーナに移住したマテ夫妻が1998年に創設したカンティーナだ。美しいトスカーナでの暮らしに憧れていた2人は、なんとカーゼ・バッセとアンジェロ・ガヤの間に畑を購入。2人のイタリアワインの巨人の間でワイン造りを始めたのである。

畑の開墾にあたっては、ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティの苗木家であるピエール=マリー・ギョームと、アンジェロ・ガヤの元ヴィンヤード・マネージャーで、現在プラネタなどの栽培コンサルタントを務めるファブリッツオ・モルタルドが地質を調査。 7ヘクタールの畑の土壌に応じて2人が選んだサンジョヴェーゼ、シラー、カベルネ・ソーヴィニョン、メルローの4品種の最高のクローンが植樹されたのである。加えて醸造をサポートするのは、かつてカーゼ・バッセで研鑽を積み、今や<フリウリのカリスマ・メルロー>として世界を震撼させているミアーニのエノロゴを務めるロベルト・チプレッソだ。
つまり、ロマネ・コンティ、アンジェロ・ガヤ、カーゼ・バッセ、ミアーニ、プラネタ…など、フランスとイタリアの最高の英知が結集して誕生したのがこの奇跡のワイナリー<マテ>なのである。
マテの初ヴィンテージは2002年。困難なヴィンテージであったが、すぐさまワイン・スペクテーターなどで高い評価を獲得。今やアメリカでは爆発的な人気を獲得している。第二のカーゼ・バッセ、21世紀のアンジェロ・ガヤの登場です。

 


当主、フェレンク・マテと
醸造を担当する妻、キャンデイス
 

 Mate のロケーション

モンタルチーノ全容

マテはモンタルチーノの新聖地、サンタ・レスティトゥータの標高300〜400メートルのところに位置している。
世界最高のワイン産地の一つ、モンタルチーノの海に続く斜面に位置する長年放置された土地で、
ブルネッロのバンフィが所有していたイル・コロンバイオと呼ばれる農場です。
ここにマテは合計7ヘクタールの畑を所有しています。
 

 

マテの敷地

アンジェロ・ガヤに隣接し、カーゼ・バッセにもほど近いマテ。
(茶色の枠がマテの敷地、青がアンジェロ・ガヤ、黄色がカーゼ・バッセの所有地)

マテの敷地北東の区画にはサンジョヴェーゼとカベルネ・ソーヴィヨンが植樹されている。
いずれも2000年若しくは2001年に植えられた畑。
西のガヤの畑に接した区画から最も南にあるメルローの区画までは
1999年に植樹されたサンジョヴェーゼの畑が広がる。
ただし、セラーが位置する区画はメルロー。
そして最後に、敷地の内部にある区画はシラーが植えられたテラス状の段々畑。

ご注文は【訪問販売法に基づく表記】をお読みの上、メール・FAXでお願いします。