WineList 【 i-3371 】

ランコーレのセカンドは “マドンナ” ラベル
Senza Rancore 


 

 

アンドレア・パオレッティ
センツァランコーレ
 トスカーナ・赤

Andrea Paoletti.
Senza Rancore 2016 Toscana I.G.T

産国

イタリア、トスカーナ州

産地呼称

トスカーナI.G.T.

生産者

アンドレア・パオレッティ

品種

サンジョヴェーゼ75% メルロー20% プティ・ヴェルド5%

平均樹齢

30年以上

収穫

2016年(ファーストヴィンテージ)。手作業で完熟して房のみを選別しながらの収穫

醸造

20〜28日間30℃の定温にて醗酵・マセラシオン。熟成 :はフレンチオークの1年使用トノー(300l)にて12ヶ月熟成後、瓶熟12ヶ月

アルコール度

14.0%

容量

750ml

2003生産量

1,200本

タイプ

赤ワイン、フルボディ

サービス

16℃〜18℃。 now 〜 2030

保存方法

保存する場合は紫外線を避け、冷暗所に。

評価

アンティノリを始め、オルネライア、イゾレ・エ・オレーナ、カイアロッサなど数々の有名ワイナリーにて栽培を指導してきたパオレッティ氏が自ら手掛け、コンサルタントとしてでは表現しきれなかった自分の哲学を100%反映させたアンドレア・パオレッティ渾身のワインが「ランコーレ」です。
セレツァ・ランコーレは手にとりやすいマドンナ。
2016ヴィンテージが初リリース。
ランコーレよりも気軽に楽しんでほしいとの思いから「センツァ・ランコーレ(恨みなし)」と名付け、ラベルにはムンクによる聖母マリアの絵画「マドンナ」が描かれております。
ランコーレと同じ醸造を施し、12ヶ月熟成した時点でファーストの基準に満たなかった樽のものを瓶詰めしております。
セカンドラベルとはいえ、アンドレア・パオレッティらしい質の高いサンジョヴェーゼが感じられ、芳醇なベリー系の赤果実の香りやジューシーな果実味、綺麗な酸味が広がります。程よく樽のニュアンスもあり満足感の高い味わいです。
若いうちから楽しめますが、熟成もできる高いポテンシャルがあります。
余談ですがこのラベルに使用された「マドンナ」の版画版は倉敷の大原美術館が所蔵しております。

   

 

ダニエル・トマセスがイタリアの代表的経済紙「Il Sole-24 Ore紙」のウェブ・サイトにてランコーレを下記のように紹介しております。
 「タイトル-パオレッティの5000本」

Andrea Paoletti

イタリアで一番腕の良い醸造・栽培家の一人のアンドレア・パオレッティ。80年代の後半にフィレンツェ大学を卒業した若いパオレッティはシャトー・ラフィット・ロートシルトなどで研修を経て30歳になる前にはアンティノリの全栽培責任者になった。
1995年より現在至るまでフリーでイタリア、トルコ、グルジア、モンテネグロハンガリー、欧米等の様々な国でコンサルタントとして活躍している。ナパヴァレーでワインを造っている映画監督のフランシスコ・コッポラもパオレッティを採用したかったが断られたと言う。
パオレッティには輝かしい経歴があるが彼自身はコンサルタントの仕事だけでは満足していないようだ。恐らくコンサルタントとしてでは100%自分の哲学をワインに表現できないから自分自身のワインが必要だと感じたのだろう。パオレッティはフィレンツェの南に自分で植えた葡萄から「ランコーレ」を産み出した。
サンジョヴェーゼに関する知識に世界で最も長けているのはパオレッティかもしれない。年産はたったの5000本。皆さんはモダンなテクノロジーとテロワールに対するパオレッティの情熱の融合を感じる事ができるだろう。

 

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