WineList 【 i-3088 】

発見! 旨いキャンティ・クラシコ

ノンフィルター・ボトリングだから
果実味たっぷり、バランスも良し


 

スパダイオ・ピエコルト
キャンティ・クラシコ

Spadaio Piecorto
2010 Chianti Classico D.O.C.G


産地 : トスカーナ州、バルベリーノ・ヴァル・デルサ
格付け : キャンティ・クラシコDOCG
生産者 : ガストーネ・ステファネッリ社(フィリッポとジャンピエロ兄弟)
畑面積 : 所有の畑の中の最良の5ha
ブドウ品種 : サンジョヴェーゼ種100%
植栽密度 : 6,000本/ha
醸造 : 開放式タンクで20日間発酵。6-9ヶ月バリックにて熟成。瓶熟6ヶ月。ノン・フィリターボトリング
アルコール度 : 13.5%
容量 : 750ml
タイプ : 赤ワイン。フルボディ
希望小売価格 : \3,150.

気品あるルビーレッド。凛とした完熟感のある赤い果実香にほのかなスパイス。凝縮感のある果実味と酸とのバランスが良く、しっかりとしたストラクチャーも感じられます。余韻も長い。

左:兄・フィリッポ、 右:弟・ジャンピエロ

スパダイオ・エ・ピエコルトは、キャンティ・クラシコ地域のひとつであり、フィレンツェとシエナの県境に位置する、中世の町並みが広がる美しい田園地帯バルベリーノ・ヴァル・デルサにて、ステファネッリ兄弟が手掛けるワイナリーです。
海抜は約400m、全体で14haにも広がる畑で、ワインだけでなくオリーブオイル等の生産もしております。土壌はガレストロを含む粘土石灰質土壌。緩やかな斜面の南向きの畑です。
バルベリーノ・ヴァル・デルサといえば、カーザ・エンマやイゾレ・エ・オレーナなど有名生産者がひしめき合うキャンティ・クラシコの優良産地。
そんなバルベリーノ・ヴァル・デルサで、彼らが持つ最良の5haの単一畑からスパダイオ・エ・ピエコルトのキャンティ・クラシコは産み出されます。

彼らのワイナリーも元は12世紀頃建てられた中世の城。その城を改装し、現在住居兼醸造所として使用しております。

このワイナリーの名前は彼等が葡萄畑で仕事をしていた時に掘り出した素焼きの天使のレリーフで、片足が欠けていたことから、イタリア語でスパダイオ・ピエコールトと命名したという。

 

参考評価:
ガンベロ・ロッソ2011年度版で2008Vntがトレ・ビッキエーリ

キャンティ・クラシコ2008で、ステファネッリ兄弟は初めてトレビッキエーリを獲得しました。長年丁寧に仕事しながら値段を抑えてクオリティにこだわった生産者へのご褒美でしょう。ワイナリーはフィレンツェとシエナの境にあり、12世紀に建てられた城を修復しそこでワインとオリーブオイルを生産しています。
キャンティ・クラシコ08はさくらんぼ、プラムのピュアな香りが感じられ、ミネラルのアクセントが現れます。落ち着いたタンニンが溶けこんでおり、滑らか。酸味が長い余韻を支えます。


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