WineList 【 i-1398 】

"幸せを招く晴れの日ワイン"
Romeo & Juliet's wall
Passiment


 

 

ファミリア パスクア
パッシメント 2013 ヴェネト 白

Famillia Pasqua
Passiment 2013 Veneto I.G.T Bianco


生産地 : イタリア、ヴェネト州
生産者 :  ファミリー パスクア、
ブドウ品種 : ガルガネーガ 100%
醸造 : 1か月以上の陰干しのブドウをステンレスタンクで醗酵後、1年使用のオーク樽にて3か月熟成。
アルコール : 13%
容量 : 750ml
タイプ : 白ワイン。辛口

色は輝きのある黄色。シトラスフルーツ、桃のアロマと共に、陰干しに由来するアーモンドやレーズンのニュアンスも感じられます。口に含むとしっかりとした酸味があり、果実味も豊富でバランスの良いボリューム感のある白ワインです。余韻も長く続きます。

 
 

 

パスクアの生産地であるヴェローナは「ロミオとジュリエット」の舞台ともなった有名な場所です。ヴェローナの観光スポットの1つとして“ジュリエットの家"があり、そこへ行く道にはラベルのような壁があります。その壁に恋人同士で名前を書くと幸せになれるという言い伝えがあり、多いときは一日に約3000のメッセージが書き込まれています。当製品のラベルはその壁をモチーフにしてデザインされているヴェローナのワイナリー「パスクア社」が贈る渾身の1本です。
  

パッシメントとは、"アパッシメント"と呼ばれる製法の名前に由来するもので、丁寧に摘み取ったブドウを細竹で作られた"すのこ"を底に敷いた木の箱に並べ、通気性のある場所で収穫から約1ヶ月間注意深く寝かせます(右図)。陰干しの間はずっと、温度・湿度・重さなどをチェックしながらブドウの乾燥状態を見守り、最終的に、ブドウの中の水分は30%減少し、それに比例して糖分が上昇し、濃縮感の高いブドウとなります。この製法は、有名なイタリアワイン「アマローネ」等でも取り入れられている方法です。それぞれのブドウをステンレスタンクにて発酵させた後、1年使用のオーク樽にて3ヶ月間熟成させ最後にブレンドを行います。

 
パスクア社を語る際、「家族経営」抜きに語れません。1925年、パスクア家はペルージャからイタリア北東部、ヴェネツィアを州都に持つヴェネト州のヴェローナに移り住み、ワインの生産を開始。以来、伝統的なワイン造りを大切にしながらも、新しい技術を精力的に導入。同社は、現在3代目となるカルロ・パスクア氏を中心に、イタリアで五指に入る生産量を誇るプライベートカンパニーとなっています。
また、特筆すべきは、輸出が70%を占めること。ワインの本場フランスをはじめ、ドイツ、日本など世界40カ国で、パスクアの味が認められています。
 
伝統的なワイン造りを大切にするパスクア社のこだわりは、ブドウの収穫にも。「ヴィッラ・ボルゲッティ アマローネ・クラシコ」「レ・ソライエ」などは、ひとつひとつ丁寧に手摘みでピッキングします。
また、1998年からは自社畑の中心に位置する最新ワイナリーが本格稼働。ステンレスタンクなど最新の設備・技術を取り入れ、品質を確かなものにしています。1999年からは、より柔らかい口当りのワインを造るため、夜に収穫を行うナイトハーベストを試験的にスタート。より親しまれるワインを造るための工夫と努力は、留まるところを知りません。

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