赤ワインは、シュペートブルグンダー(ブドウ畑の14%)を中心に、大きなオーク樽(1250リットルと625リットル)で、また、特別高品質のワインは小さなバリック樽(225リットル)で熟成させます。ブドウを厳選して手摘みすること、自然なマロラクテイック発酵を行うことが、ビロードのような見事な真紅色のブルグンダーに仕上げる前提条件となっています。
2003年、同家はリースリングの糖度記録でドイツ史上7番目となるエクスレ300度のリースリングを収穫し、その干しぶどうのような果実から「トロッケンベーレンアウスレーゼ」(貴腐ワイン)が誕生しました。同家のぶどう栽培と醸造技術の実力を示すプレステージとなっています。
更に、2004年秋、一流グルメ全国誌「ファインシュメッカー」が首都ベルリンで主催したワイン品評会で、同家は栄冠を獲得しました。600名を超えるワイン専門家、ホテル・飲食業界関係者、一般招待客が、ドイツ全国から選別されたワイナリー38社のワインを試飲し、無記名で評価をした結果、ショーンレーバー・ブリュームライン家が「ベスト醸造家」に選ばれ、「2004年度ファインシュメッカー新人賞*」を獲得しました。 (*初参加で最優秀賞を獲得した醸造家に与えられる賞)
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