Wine List 【 F-9140 】

 ジュヴレ・シャンベルタン村のグラン・クリュのひとつ
アルマン・ジャフロワ
マジ・シャンベルタン


ドメーヌ アルマン・ジャフロワ
マジ・シャンベルタン グラン・クリュ

Domaine Harmand Geoffroy
Mazis-Chambertin 2016 Grand-Cru

産国

フランス、ブルゴーニュ地方、ジュブレイ・シャンベルタン村

産地呼称

マジ・シャンベルタン

格付け

グラン・クリュ

生産者

ドメーヌ・アルマン・ジョフロワ
(オーナー:フィリップ・アルマン氏)

所有面積

0.8 ha

品種

ピノ・ノワール

ヴィンテージ

2016年

醸造

コンクリートタンク 主醗酵後、オーク樽にてマロラクティック醗酵。
オーク樽 16カ月(仏産、228L、新樽比率90%)

アルコール度

13%

容量

750ml

生産本数

3,200本

タイプ

赤ワイン。フルボディ

サービス

17℃〜19℃。 now 〜 2038

保存方法

保存する場合は紫外線を避け、冷暗所に。

評価

ベタンヌ・ドゥソーブ: 19/20

赤果実系の力強い果実味にバラや甘草、ペッパーやなめし革のような複雑な要素が絡み合う妖艶なワイン。シルキーで充実したタンニンと長く美しい余韻も魅力的なワインです。
マジ・シャンベルタン (所有面積0.8ha)
ジュヴレ・シャンベルタンの特級畑群の北端に位置し、小道を挟んで斜面上方のマジ・オーと下方のマジ・バのリューディに分かれてます。マジ・オーはクロ・ド・ベーズと同じ母岩の上に載っているとされ表土が薄く、マジ・バより僅かですが品質が勝ると言われています。アルマン・ジョフロワは両方に畑を所有しており、より複雑さを帯びたワインを生み出しています。ワインは堅牢な骨格と大いなる力強さを兼ね備え、他の特級畑と比べ野性的でタンニン、なめし皮、ミント、甘草のニュアンスがより感じられます。

 

ジュヴレ・シャンベルタンの地で5世代受け継がれてきた伝統
ジュヴレ・シャンベルタンの地で代々家族経営で営まれてきたドメーヌ。19世紀終わり頃、2.5haの畑からからドメーヌをスタートさせ、現在は5代目のフィリップ・アルマン氏が9haの畑からワインを造り出しています。フィリップは2005年からドメーヌに参加。「テロワールの表現のためには近代的アプローチよりも伝統的な手法が適している。」との考えのもと、代々受け継がれてきた伝統的なワイン造りを踏襲しています。
所有する村名格以上の畑は全てジュヴレ・シャンベルタン村に存在するという、まさにジュヴレ・シャンベルタンに根ざした生産者です。
テロワールの表現のために畑作業でも伝統に則ったブドウ栽培を行っています。農薬、除草剤、殺虫剤などの薬剤はもちろん使用しておりません。頻繁に畑を耕すことで根がしっかりと地中深くまで伸びるようにしています。完熟したブドウを得るために、その年の天候に合わせグリーンハーベストや除葉を行うなど毎日畑で作業をしています。収穫時は畑で選果し、その後ドメーヌに戻ってからも選果を行うという徹底ぶりで、しっかりと熟したブドウのみを醸造にまわしています。
テロワールを表現するために天然酵母のみで醗酵を行います。梗から抽出される成分がワインに影響を与えることを嫌うため、ブドウは100%除梗しています。5日間の低温浸漬の後に醗酵、澱下げのためのタンパク質の添加やフィルタリングも行わずブドウが持つ要素をそのままボトルに詰め込んでいます。
村名クラスまではステンレス・タンクにて醗酵しプルミエ・クリュ以上の上級キュヴェについては、急激な温度変化が起こらず、管理にも慣れているコンクリートの醗酵槽でより丁寧に醗酵を行っています。新樽の使用比率にもとても気を使っており、樽の香りだけが前面に出てしまわないように注意しています。
亜硫酸の添加も極力少なく抑えており、ボトリング時に20mg/Lから25mg/L程度の添加となります。 

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