ピエール・ポネル社は1875年、ピエール・ポネル氏によって設立されました。ブルゴーニュ各地の優良な生産者からワインを買いつけることからスタートし、やがて秀逸なブドウ栽培業者と契約を結び、厳しいセレクションを経てブドウを買い付け、ワインを生産するネゴシアンとして大きく成長しました。その後、ピエール・ポネル社はニュイ・サン・ジョルジュに本拠を構えるボワセ社の傘下となりました。現在の同社の代表はジャン・ピエール・ニエ氏で、彼がブドウ栽培業者の選別と契約や、ワインスタイルの方向性を決めています。同氏はエノロジストとしてワイン醸造においても卓越しているだけでなく、ワイン産業に長く携わってきた経験からも栽培業者からの信頼は厚く、永きにわたって積み上げてピエール・ポネル社のワインに対する評価をより確固たるものとしています。現在同社のポートフォリオは、北はシャブリから南はボジョレーまでブルゴーニュ全域とコート・デュ・ローヌにまで及び、比較的親しみやすいワインはもとより、アペラシオンをよく反映した村名ワイン、素晴らしい個性を発揮する1級や特級畑のワインなど数々のワインを送り出しています。