Wine List 【 F-8730 】

ボイド・カントナックの2nd
Jaques Boyd

 

メドック格付け3級、シャトー・ボイド・カントナックのセカンドワインです。主に樹齢の若いブドウ樹から収穫されたブドウで造られたワインから構成されます。
名の由来はシャトーの創業者であるジャック・ボイド氏です。


 

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ジャック・ボイド マルゴー赤

Jacques Boyd 2015 Margaux AC


産国

フランス、ボルドー地方カントナック村

産地呼称

マルゴーAC(グランクリュ3級のセカンド)

生産者

Ch.ボイド・カントナック

オーナー

リュシアン・ギルメ氏

ブドウ品種

カベルネソーヴィニォン69%、メルロ 26%、プチ・ヴェルド3%、カベルネフラン2%

醸造

オーク樽熟成14ヵ月(新樽比率30%)

アルコール度

14.0%

容量

750ml

生産本数

約24,000本

タイプ

赤ワイン。フルボディ

サービス

15℃〜18℃。 now 〜 2035

保存方法

保存する場合は紫外線を避け、冷暗所に。

主に樹齢の若いブドウ樹から収獲されたブドウで造られたワインから構成されています。
ルビー色がかった紫色で、アロマはフローラルでフルーティ。白コショウやペパーミントのようなスパイシーさも感じられます。口当たりはいきいきとして、かつシルキーでクリーミーな印象。味わいは熟した果実味が広がり、よく溶け込んだ樽香としなやかなタンニンとのバランスが良く、複雑でエレガント。余韻も長い。
生産量は約24,000本。熟成はオーク樽にて14ヶ月間。新樽比率30%。
 

 

ジャック & エリック・ボワスノ親子

ボルドーには世界に名だたる醸造家が顔を揃える。ミッシェル・ロラン、ドゥニ・デュブルデュー、ステファン・デュルノンクール・・・。しかし表舞台には登場しないが、ジャックとエリックのボワスノ親子以上にメドックの超一流シャトーに絶大な影響力を与えている醸造家はいない。なぜなら、彼らはムートンを除く全ての一級シャトー、コス、ラスカーズ、パルメ、ピション・ラランドといったスーパー・セカンズのほぼ全てと、メドックの格付けシャトーの実に4割のコンサルタントを一手に手掛けているからだ。事実、ボワスノは「メドックにある葡萄畑の全ての列を把握している」と言われており、フレデリック・アンジェラやジャン=ギョーム・プラッツ、ポール・ポンタリエといった実力者からは、尊敬を込めて「メドックの守護神」と呼ばれている。

故エミール・ペイノーの右腕として1963年にシャトー・ラトゥールでコンサルタントを始めたのを皮切りに45年以上に亘り活躍を続けるボワスノは、1960年代からのワインの味わいを全て覚えているという。時代や経済状況に応じてシャトーのオーナーは代わる。経営方針も変化する。消費者の嗜好も変わる。しかし、ボワスノの舌に宿るテロワールの記憶は存在し続ける。イタリア、チリ、カリフォルニア、オーストラリアでも仕事をし、世界の潮流も知っている。最高の土地と人材に恵まれながらも、さらに完璧を期す。ボワスノこそが超一流ボルドーワインの伝統の厚みを影で支えている男なのである。
2009/09/15発売の雑誌「Pen」はまるごとワイン特集より抜粋


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