Wine List 【 F-7020 】
“岸田料理”を際立たせるソムリエ・市村暢央氏の技
今,最も勢いのある料理人の一人が ミシュラン東京三ツ星シェフ岸田周三氏。
その“ソリスト”的な料理には常にスポットライトが当てられている。 ともすれば“孤高”となりがちな料理を やさしく包むのは,どんなワインなのだろうか?
◆ベストプライス・スマートコースの「前菜」で紹介されました! ●塩とオリーヴオイルが主役の山羊のミルクのバヴァロワ●
【アンリ・マリオネ】トゥーレーヌ“ソーヴィニヨン” 2007
・・・ロワールの奇才,アンリ・マリオネが造るふくよかで上品な酸味のソーヴィニヨン・ブラン。 アプリコットやパッションフルーツのような香りが特徴。ミネラル分もたっぷりで,バヴァロワに散らした塩との相性は抜群。
アンリ・マリオネ自身の解説とコメント
各誌のコメント:
ロバート・パーカーのコメント アンリ・マリオネは並外れた試飲家であると同時にロワール河流域地方で最も過小評価されている造り手の一人である。トゥーレーヌ・ソーヴィニョンはスモーキーでフローラル、ミディアム・ボディーでシトラスのフレーヴァーがある。味のしっかりした適当な価格の辛口ワインを探しているのであれば、これを逃す手はない。
ジョン・ウィンロック氏(『エル』誌)のコメント 傑出したワイン。青みがかったレモン色のローブ、アロマは非常に顕著だが、決して強すぎず、レモンやグレープフルーツなどの柑橘類を感じさせ大変上品で新鮮。味わいにおいても同じことが言える。非常にエレガントで、混じりけがなく、新鮮で、軽快。ワインは口当たりが良く、味わいが長く残る。攻撃的な印象や草のような不快な印象はない。しばしば、きつ過ぎるソーヴィニョンの酸味も、ここでは完全にバランスが取れている。