2023/11/16
ボジョレ・ヌーボー

2023年より新ラベル

ラベルには、ドメーヌ名の由来となった、丘の上からボージョレの集落を見守るマドンヌ(聖母マリア)の像が描かれています。ヨーロッパ市場で流通しているものと同じラベルです。 

Domaine de la Madone
11番目のクリュと言われるレ・ペレオン村の産
マセラシオン・カルボニックをしない
除梗をする通常のブルゴーニュ・スタイル
発酵は12〜14日間
と、
ボジョレ・ヌーボーらしくない醸造だから
エキス分の多い、柔らかなタンニンのヌーボーになります

 

非常に時間をかけて丁寧に造られるため、通常のヌーヴォーには見られない素晴らしく凝縮した味わいを持ちます。収穫を遅らせてブドウの完熟を待ち、マセラシオンは平均的なボージョレの少なくとも2倍は時間をかけ、さらに、濾過を減らすことができるよう、月と潮の動きを見て、ワイン自らが最も澄んだ状態になるタイミングに瓶詰めをするという徹底ぶりです。結果として、世界中で評価されるボージョレ・ヌーヴォーを生み出しています。



 

2022 年ヴィンテージ・レポート:当主ブルーノ・ベレールより
<2023 年 7 月 12 日現地情報>

「このところ暑い日が続いていますが、気象条件は非常に良好で、ブドウは健全に成長しています。畑は美しい緑に覆われており、現在、ブドウに日光がより多く当たるよう、余分な枝や葉を取り除く作業を行っています。このまま順調にいけば、2023 ヴィンテージは 2018 ヴィンテージと同様に大変優れた年になるとが期待できそうです。」

 

予約承り中!

Wine List 【 F-606 】

 

 

新ラベル

 

昨年までのラベル

ドメーヌ・ド・ラ・マドンヌ
ボジョレ・ヴィラージュ・ヌーボー

Domaine de la Madone
Beaujolais Village
2023 Nouveau


産国

ブルゴーニュ、ボジョレ地域、レ・ペレオン村

産地呼称

ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーボー

生産者

ドメーヌ・ド・ラ・マドンヌ(ジャン・ベレール家)

品種

ガメィ種100%

樹齢

平均樹齢35年

自然派

リュット・レゾネ(減農薬)

単位収獲量

30〜35 hl/ha

醸造

自然酵母で発酵させますが、マセラシオン・カルボニックは採用しません。ブドウは全て除梗し、タンクに入れ、低温で10〜14日間マセラシオン

瓶詰

濾過を減らすことができるよう、月と潮の動きを見て、ワイン自らが最も澄んだ状態になるタイミングに瓶詰め

アルコール度

12度(予想値)

容量

750ml

タイプ

赤ワイン。ミディアムボディ

サービス

13℃〜17℃。 now 〜 2027

保存方法

保存する場合は紫外線を避け、冷暗所に。

解禁日

2023年11月16日

インポーター

ミレジム ( 4543190177207 )

通常のヌーヴォーには見られない素晴らしく凝縮した味わいを持ちます。
ドメーヌ・ド・ラ・マドンヌはクリュ・ボージョレをも凌ぐといわれるペレオン村を代表する自然派の造り手です。現当主ブルーノ・ベレールは、減農薬農法を用いた自然派で、グランクリュに匹敵する品質の高い葡萄畑を守り続けています。これまでのヌーヴォーのイメージを一新する力強い味わいと奥深さは、世界中で高い評価を受けています。

 

≪ワイン・アドヴォケート196号≫
長期熟成に強いという特色を持つマドンヌのワイン。その格別なワインは、作り手の品質へ拘りの強さとル・ペレオンの勾配の険しいブドウ畑の卓越したテロワールを証明するものである。

  • ワインスペクテーター誌ヌーヴォー史上最高得点88 点を獲得!
    (2009 年ヴィンテージ:第1 位)
  • ワインスペクテーター誌2005・2009・2014・2016 年:1 位
  • 2008・2018・2019 年:2 位
  • 2011・2013 年:3 位
  • 2017 年:4 位!
  • ワイン・アドヴォケート誌、ウォール・ストリート・ジャーナル誌でも高い評価を受けています。 

ボジョレのブドウは法律上、手摘みで収穫し、房ごとのままセラーまで持っていく必要がありますが、マセラシオンについての規定は厳しくありません。ボージョレの伝統的方法では房ごとマセラシオンをしますが、マドンヌはブルゴーニュスタイル(房ごと運んだあと、セラーで除こうする)をとっており、これも良いワインへのこだわりのひとつです。

 

  ドメーヌ・ドゥ・ラ・マドンヌ

ドメーヌ・ドゥ・ラ・マドンヌのジャン・ベレールは1952年、ジョルジュ・デュブッフの最初のセラーマスターであり、クールティエとして良いタンクを探す役割も与えられるほど信頼をおかれていました。現在は彼の息子たちが中心となってワイン造りを行っています。素晴らしいグローバルビジョンと、「ボージョレ」の知的遺産を父から受け継いでいる息子達のおかげで、マドンヌはボージョレでも抜きん出たパイオニア的なドメーヌとなっています。ボージョレでもいち早くグリーンハーヴェストを採用し、その数年後にはブドウ園で1つ残らず腐ったブドウの房を取り除き、カビの蔓延を防ぎました。収穫時には畑でブドウ樹についている実の選別を行い、さらにコート・ドゥ・ニュイのような選別台を使用したセラーでの選別も重ねて実践しています。タンクに入れる前のブドウを、必要とあれば乾燥させるための機械も所持しており、さらに、難しいヴィンテージでも十分な抽出が行えるよう、熱管理できる醸造設備も整えており、新鮮味や熟成能力を落としかねないような酵母を添加しなくても良いようにしています。ヴォーヌ・ロマネでもこれほど設備を充実させているドメーヌは珍しいでしょう。

  栽培

マドンヌでは標高が平均400mで、高い丘が多いボージョレの中でも高めの場所に位置するため、実がじっくり成熟し、よりフルーティなブドウが生まれます。また、低収量で完全に熟した実だけをとるのがポリシーなため、多くのボージョレの造り手よりも収穫が1〜2週間遅くなります。ヌーヴォーでも通常のキュヴェ(熟成型のワイン)でも同じですが、標高が異なるものや日光の当たり方が異なるもの(南東と西)は別々に醸造されるので、それらをブレンドすることで、より素晴らしい複雑さを持つワインに仕上がります。ヴィンテージごとの状態や収穫時の状況によって、3〜7度の選別を行うため、品質の劣るブドウが混ざることもなく、毎年常に凝縮感ある美味しいワインを期待できます。

  ル・ペレオン村

テロワールはブルイイとコート・ドゥ・ブルイイのすぐ南に位置し、他のクリュがある斜面に連なっています。ボージョレで11番目のクリュになるといわれる、最も有力なクリュ候補ですが、まだAOCボージョレ・ヴィラージュであり、ラベルにもそのように記されています。マドンヌのヌーヴォーには、その斜面の潜在能力が全て詰まっています。

 2023年、入荷予定の新酒一覧 ⇒ 詳細
ご注文は【訪問販売法に基づく表記】をお読みの上、メール・FAXでお願いします。