奇跡のヌフ・パフ　1980

ヴァンタンジュ・デュ・ロワ
シャトーヌーフ・デュ・パフ

Vendabges du Rpy.
1980 Chateauneuf-du-Pape

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産地：フランス、コート・デュ・ローヌ
生産者：ロジェ・アヴェイエ
ブドウ品種：シラー、ムールヴェドル、カリニャン
アルコール度：

2001/10/02のソペクサ主催のローヌワインの試飲会で巡り会ったワインで、10/05付けのTANAKA-YA WINE NEWS Vol-40 で紹介しました高瀬順さんのプロモートするワインの一つです。今回彼女がプロモートするワインの中でNo１と評価しているものです。10/18 日にこのパフをインポートすることになったＩＮＡ東日本（株）の試飲会で再度テーストする機会に恵まれ、再度感激を口に含むことができました。
品の良い熟成香の後ほんのりと香る木とブドウの香り、古酒とは思えない程若く感じる味は辛さと力強さ。口に含んだときコクのある甘さを感じたのにアフターテイストはドライに変化します。特に、香りは官能的ともいえるフェロモンを発しています。

--- 以下インポーターのリリース・シートより
ロジェ・ファヴェイはシャトー・ヌーフ・デュ・パフの古い生産者で上質なワインを造り続けてきましたが、驚くべきことに1980年より特にできの悪い年を除いて、それらを売らずに蔵で熟成させ続けてきました。経済的に恵まれており、売る必要がなかったのと、あまりにも自分の造ったワインを愛しているために手元に置いておきたかったのだといいます。このうわさを聞きつけては様々な買い付け業者が彼のワインを購入しようと接触を試みましたがロジェ・ファヴェイエ氏はかたくなにそれを拒み続けてきました。彼はとにかく人と合うのを嫌い、バイヤーが来ないようにワインの販売も氏の信頼する若いヌフ・デュ・パフの生産者、ジャン・ロワイエ氏に販売の全てを居たくしているため、エチケットにもドメーヌ名は記されずヴァンタンジュ・デュ・ロワの名で出荷されます。
今年の６月に奇跡的に訪問が実現しました。６月の試飲では、８０年、８１年、９２年の３ヴィンテージを全て樽から試飲し、特に出来のよかった８０年を購入しましたが、残念ながらワインについてわかっていることは1980年のシャトー・ヌーフ・デュ・パフであるということと、２０ヘクトリットルの樽の半分と２つの６ヘクトリットル樽をブレンドした計２２ヘクトリットル分であること。そしてフィルターをかけずに今年(2001)の９月瓶詰めされたということだけです。彼は、売る気がないためワインの説明はせず、試飲の際も、わが愛するワインを楽しんでいるだけでした。ですからセパージュは不明です。おそらくシラー、ムールヴェドル、カリニャンのブレンドであると思います。--------ここまで引用