“ワイン・ガイドのミシュラン”と形容されるフランス最高峰の格付けガイド,『レ・メイユール・ヴァン・ド・フランス』は極めて厳しい格付けで知られている。事実,今や世界的な名声を確立しているマルセル・ラピエールやピエール・パイヤールといったドメーヌでさえ,2011年版で初めて掲載されたのであるから驚きだ。
ところが,この『レ・メイユール・ヴァン・ド・フランス/2011年版』において,初めて手がけたワインのリリースからたった1年で格付けを果たした驚異の新鋭ドメーヌがある。それが,シャンパーニュのルーヴル・レ・ヴィーニュ村に本拠を置くナタリー・ファルメだ。
2010年12月にはアメリカにも上陸。3大評価誌すべてにおいて,いきなり90点以上の評価を獲得するという離れ業を成し遂げた。群雄割拠するシャンパーニュに彗星のように現れた<超新星レコルタン>です。