ソルナン家のワイン造りは、1914年までさかのぼります。曾祖父が葡萄造りを始め、ボージュ村の村長を務めた祖父のエドワード・ソルナンの代で大きく発展しました。私に関しては、1990年にドメーヌに定住しながら葡萄栽培を始め、観察期間をおきながら2000年から有機農法(BIO)へ転換を進めました。
現在では約12haまで有機農法の畑を広げ、他の区画の畑は技術的にBIO認定が得られないため、環境保全型農法であるレゾネ農法の畑として栽培を続けています。葡萄の平均樹齢は45年のヴィエイユ・ヴィーニュ(古木)で、1ヘクタール当りの生産量は、30hl/haです。葡萄の収穫量をブルゴーニュの特級畑並みに抑えることにより、究極の凝縮感を味わ
うことができます。
私のワインは、生き生きとしたガメイ種の特長がストレートに現れるボージョレー・ヌーヴォーのワインのみ酸化防止剤無添加で仕上げています。
|