南オーストラリア州
(South Australia)---州都:アデレード
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1982年にサンディーとヘレン・ヘイグ夫妻が、マウント・キャンビアーの名物として、観光用にブルー湖付近にブドウを植えたのがはじまりで、その後ウインターズ・ヴァインヤードなどが栽培を始め、現在5社がブドウ栽培を行なっております。しかし、ワイン生産をおこなっているのは2社にすぎません。ブドウ畑はすべてマウント・キャンビアーの南と東に集まっております。
マウント・キャンビアーは南オーストラリア州でも一番南に位置し、ヴィクトリア州にも隣接の栽培地域です。クナワラ等と同じライム・ストーン・コーストと呼ばれるゾーンに属しますが、気候は最南で海岸に接近していることから冷涼で、収穫は最高2週間ほど遅れます。全体に地中海性気候に類似しているといいます。
まだ、生産地としては目立った存在とはなっておりません。これからが期待の栽培地です。