南オーストラリア州
(South Australia)---州都:アデレード
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の主なワイナリー ( Crabtree of Watrevale ) ダンカン・エステイト ( Duncan Estate ) エルドリッジ・ヴァインヤード ( Eldredge Vineyards ) クロゼット・ワインズ ( Crosset Wines ) ジム・バリー ( Jim Barry ) ナップステイン・ワインズ ( Knappstein Wines ) リーシングハム・ワインズ ( Leasingham Wines ) ミンタロ・ワインズ ( Mintaro Wines ) マウント・ホロックス・ワインズ ( Mount Horrocks Wines ) ポーレット・ワインズ ( Paulett Wines ) ペンヴォータム・ワインス ( Penwortham Wines ) ピックス・ワインズ ( Pikes Wines ) クェルターラー・ワインズ ( Quellteler ) レイリー・ワインズ ( Reillys Wines ) セブンヒル・セラーズ ( Sevenhill Cellars ) スキロガレ ( Skillogalle ) テイラーズ・ワインズ ( Taylors Wines ) ザ・ウィルソン・ワインズ ( The Wilson Vineyard ) ティム・アダムス・ワインズ ( Tim Adams Wines ) ワニンガ・セラーズ ( Waninga Cellars ) ウェンドリー・セラーズ ( Wendouree Cellars) などがあります。 |
クレアー・ヴァレー地区のワイン造りは1852年に始まり、当時の面影をしのばせる石材で造られたワイナリーや建物は、多彩な美しさのある産地をさらに印象づけてくれるといいます。この地区の特産は、瓶熟成が長く、濃厚で構成のしっかりした香味をもつ良質なテーブルワインで、そのほとんどは限定生産ものが多いそうです。
この地区は、
オーバーン(Auburn)、クレアー、リーシングハム(Leasingham)、ポリッシュ・ヒル・リバー(Polish Hill River)、セブンヒル(Sevenhill)、ウォーター・ヴェール(Watervale)、
ホワイト・ハット(White Hut)
の小地区に分けられます。気候はデータによると暑いように思われますが、実際はそれほどでもなく、午後に吹くそよ風は、葡萄果実の成熟を遅くする大きな役目をします。また、畑の標高の高さ、位置と方向は、気候の差をもたらす重要な要素と言われております。内陸性気候の影響も受けるために、夜間は寒くなり、夏は暑い日もしばしばあります。冬から春に降雨が偏るため、基本的に潅漑が必要で、夏の降雨量は少く、湿度が低い.これはカビ病発生率も低いという利点ともなっています。
葡萄の収穫は3月上旬に始まり、4月下旬まで続き、リースリングは最後に収穫されるのが普通です。西部にあるポリッシュ・ヒル・リバーと南部にあるオーバーン小地区の平坦地を除き、この地区は、各方面に向かっていくつかの小さな谷間に分けることができます。その谷間には多数の美しい小川や川床があり、この辺りでも、標高が高く西向き斜面にある葡萄畑は良質な葡萄が収穫されます。 ワイナリーのほとんどがマイン・ノース・ロードと呼ばれる街道の両側に点在しており、観光目的で訪問するには便利そうな地区です。